震災から1年

3月。あの日本を揺るがした大震災から丸1年が過ぎようとしている。
政治の問題などで、なかなか復興の歩みが進まないことが残念ではあるが、日本の良さや強さもあぶり出された1年ではなかったか?

震災直後、被災を免れた私たちは、一時は茫然としたものの、多くの人々が「何かしなくては」「何ができるのか」という思いに駆られたと思う。

私の所属するボーイスカウトの団でも、大学生、高校生の年代から自発的に「募金をしよう」という動きがすぐ起こった。

写真は昨年3月16日の相鉄線鶴ヶ峰駅前での募金風景である。
当団のスカウトの呼びかけに、近隣の同世代のスカウトが駆けつけてくれた。

スカウトは寒風の中、半袖で頑張った!

2回で¥278.108と、普段のユニセフ募金などとは全く違う反響に驚かされた。

ほとんど全ての人が何らか反応してくれて、なかには財布の中身をすべて差し出す人や、そのお金はご自分のために使ってくださいと心の中で祈りたくなるような方もいらした。

今自分ができる最善を尽くすこと、これが自然にできる人々は素晴らしいと思う。
その思いを強くし、人々の心の温かさを身にしみた体験であった。


一方、昨年夏以降は各被災地に赴くボランティアも急減しているという。

持続する支援を実現するために、新たな取り組みを考えていきたい。


以下蛇足…
上記街頭募金の後、帰宅すると「計画停電」真っ最中であった。
オール電化の我が家では、街頭で冷え切った体を温める術が無い!
仕方がないので腕立て伏せをして耐えた。
身の危険を感じたので、経済産業省東京電力の各HPから、計画停電憲法で保障された基本的人権に抵触するのではないかという意見を送ったが、これまでに回答はもらえていない。